赤十字の活動について

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青少年赤十字の普及・育成

青少年赤十字活動のねらい

青少年赤十字の特長は
赤十字の精神というのは、特別なものではなく、誰の心の中にもある「苦しんでいる人を見たら何とかしなくてはいられない」、「みんな同じ人間どうし」という気持ちを「われ、ひとと共にあり」という人類の連帯感に発展させ、社会生活のあらゆる分野に奉仕(ボランティア・サービス)という具体的な行動として実践に現すことです。
 かのアルバート・シュワイツアーが「人間なら誰の心にも、哀れみの心と献身的な愛情が内在するものだが、その心でものを感じ、考え、行動することの難しい人間たちに熱心に呼びかけてこの理想を思い出させてくれるのが赤十字である」と語っているように、この赤十字精神は誰かが発明したものではありません。また、ひとに無い物ねだりをしているわけでもないのです。人間なら誰の心の中にもあるものなのです。
この心を青少年が自覚し、日常生活に生かすことが、青少年の人格形成に役立ち、ひいては世界の平和、人類の福祉に貢献できる人を育てることにもな ります。 幼児のころから虫も草花も動物も人間も、生きとし生けるものの生命は尊いものだという思いを持ってもらうとともに、その年齢なりに他に対して手をさしのべることの尊さを知り、「共に生きる」社会に積極的に参加してゆける将来のための種蒔きをする、これが青少年赤十字のねらいです。

青少年赤十字の活動とは

 赤十字は、どんな状況下にあっても人の命とその尊さを守る「人道の実現」のために活動しています。苦しんでいる人を見たら何とかしてあげたいという誰もがもっている優しい心を引き出し、その気持ちを日常生活の中で具体的な行動に繋げられるような人を育てたい。そんな願いを持ち、青少年の育成に取り組んでいます。
 青少年赤十字(Junior Red Cross)は、青少年自身が日常生活の中で望ましい人格と精神を自ら形成することを目的としています。「気づき、考え、実行する」を態度目標に、具体的な行動の道しるべとして、「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」の3つの実践目標を掲げ、学校・園の先生方が指導者となって子ども達が活動しています。

目次(以下には、次の内容を掲載しています。)
 1.三重県支部の青少年赤十字事業の紹介
 2.各学校や園で、こんな活動が行われています。
 3.三重県の加盟登録校・園
 4.加盟していただくと!
 5.加盟登録の手続き
 6.防災教育プログラム「まもるいのち ひろめるぼうさい」
 7.幼稚園・保育所向け防災教材「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」
 8.問い合わせ先

1.三重県支部の青少年赤十字事業の紹介
三重県青少年赤十字指導者養成研修会

 三重県内の教職員の皆様を対象に、青少年赤十字について理解を深め、各学校で行う青少年赤十字活動を指導していただくことができる指導者を養成するため、毎年開催しています。
 研修会では、「赤十字活動と青少年赤十字活動」「AED・心肺蘇生、傷の手当て、非常食炊き出しの実習」「学校教育と青少年赤十字」「防災教育プログラム」「青少年赤十字がめざすリーダーシップ・トレーニング・センター」などをテーマとして実施しています。
 初任の先生、教職2~3年目の先生、児童会や生徒会を担当される先生、JRC部の顧問となられた先生、そして、青少年赤十字活動やボランティア活動に関心のある先生や、これからこうした活動を行おうとされている先生方に是非ご参加をいただきたいと思います。
 令和2年度は、新型コロナウィルス感染症対策のため中止しました。

三重県青少年赤十字高等学校連絡協議会

 高等学校連絡協議会は、三重県内の青少年赤十字に加盟した高等学校・特別支援学校高等部の皆さんによって組織されています。高校生のリーダーが中心となって運営しています。
 年間3回、定期的に協議会を開いています。各校の活動内容の報告と活動計画を交流し、協議会が実施する事業の活動計画などについて打合せを行っています。
 令和元年度は、第1回は4月20日に三重県支部、第2回は、例年は9月に開催していますが8月31日に三重県支部で、第3回は令和2年2月15日に三重県立木本高等学校で開催しました。この日は午後から「3年生を送る会」が開催されました。高校生リーダーが中心となって企画し、ゲームや懇談を行い、参加した3年生は1・2年生ともに楽しい時間を過ごしました。

子ども新聞プロジェクト

 日本赤十字社の愛知県支部・岐阜県支部・三重県支部が朝日新聞名古屋本社と実施している事業です。
 青少年赤十字の態度目標である「気づき、考え、実行する」ことによって、子ども達の人格形成と人材育成を目指し、3県の青少年赤十字に加盟する小学校の児童が、子どもの視点で災害の被災地を取材し発信することで、多くの人に「防災」の大切さを伝えようというのが目的です。
 令和元年度は、3県から11名の子ども記者が参加し、三重県からは2名が参加しました。6月9日に朝日新聞名古屋本社で事前研修が行われ、7月13日から15日に、平成30年9月6日に起きた北海道胆振東部地震を取材するため札幌市、厚真町、安平町、むかわ町を訪問しました。初日は北海道大学で液状化について学び、2日目は、大規模ながけ崩れが起きた厚真町吉野地区、避難所となった厚真町立厚真中央小学校、斜面崩壊により被害を受けた山口農園、停電や断水で搾乳から出荷に大きな影響があった金川牧場、鐘つき堂が全壊するなど大きな被害を受けたお寺で、住職が東日本大震災でのボランティア活動の経験を活かして救援活動・復旧活動に取り組んだ法城寺で取材を行いました。そして、7月20日に朝日新聞名古屋本社で新聞記事の作成を行いました。子ども新聞は約52万部印刷され、3県の加盟小学校に配布されました。
 令和2年度は、新型コロナウィルス感染症対策のため中止しました。

三重県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(トレセン)

 県内に広く参加者を募って、夏季休業中に、2泊3日で実施しています。
 対象は、小学生は5年生と6年生、中学生は1年生と2年生、高校生は全学年です。なお、3日間の全日程を通して参加できる人です。
 三重県では昭和26年(1951年)に第1回の小中学校トレセンが2泊2日で開催され、翌27年(1952年)に第1回の高校トレセンが3泊4日で開催されました。こうした歴史のある青少年赤十字が継続して実施している恒例の事業です。
 青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(トレセン)とは、青少年の教育プログラムの一つで、青少年赤十字の活動をはじめ各学校の中核となる「生徒のリーダー」の養成を目的としています。しかし、ここで言う「リーダー」とは、ある特定のメンバーだけがリーダーシップをとるのではなく、グループの中で役割を持ち、仕事の内容や時間と場所によって、ある時はリーダーとなり、ある時はよき協力者となれるように、メンバーの一人一人が「リーダーシップの取り方を学ぶこと」を目的としています。
 トレセンでは、子ども達に「自主・自立」の精神を育むことを目指し、気づきを待つ指導者の「待ちの姿勢」や、「合図(号令)のない生活」を大切にし、先を見越した行動を習慣づける「先見性」を育て、「ボランタリー・サービス(V・S)」方式をとります。「V・S」とは、周囲の様々な問題に気づき、自ら進んで人のために役立とうとする具体的な行動です。トレセンの指導は、先生方が中心となって行っていただきます。これらの教育手法は、先生方の指導のもとで活かされ、子ども達の『生きる力』を育むために役立ちます。


 令和元年度は、小学生は7月31日から8月2日まで、中学生は8月4日から8月6日まで、高校生は7月31日から8月2日まで、いずれも三重県立鈴鹿青少年センターにおいて開催しました。そして、2泊3日のトレセンを終えた、小学生27名、中学生37名、高校生51名に修了証を授与しました。
 令和2年は、新型コロナウイルス感染症対策のため中止しました。

三重県青少年赤十字中学校連絡協議会〔活動交流と国際交流〕(年間1回)

 中学校連絡協議会では、毎年、加盟校の活動交流と国際交流を行っています。例年12月に開催していますが、令和元年度は、日本赤十字社三重県支部創立130年記念事業の一環として、三重県総合博物館MieMuで日本赤十字社展を開催していましたので、MieMuを会場として10月26日に開催しました。中学校では文化祭等の学校行事が重なる時期ではありましたが、6校の中学生の皆さんに集まっていただきました。
 例年は各学校の活動交流会と国際交流会を行っていますが、令和元年度は、日本赤十字社展の見学時間等を設け、国際交流会を中心として行いました。交流会には、日本語学校で日本語を学んでいる5人のネパールの皆さんに参加していただきました。ネパールの紹介をしていだだいた後、5つのグループに分かれて交流を深めました。最初はやや緊張しているように見えた皆さんもしだいに打ち解け、積極的に質問や対話を行うようになり、笑顔があふれる交流会となりました。ネパールの皆さんにも喜んでいただきましたが、中学生の皆さんにも新鮮な気づきと学びあったようです。
 令和2年度は、例年どおりの活動交流会と国際交流会を開催する予定です。

青少年赤十字のつどい

 青少年赤十字に加盟する三重県内の高等学校・特別支援学校高等部の皆さんが一堂に会して、青少年赤十字活動への県民の皆様の理解を広げるとともに、各校が行っている活動の交流を行っています。
 近年は12月に鈴鹿ハンター(鈴鹿市算所)で開催してきましたが、令和元年度は、日本赤十字社三重県支部創立130年記念事業の一環として三重県総合博物館MieMuで赤十字社展を開催していましたので、10月27日に、MieMuを会場として開催し、青少年赤十字に加盟する9校の高校生74名が集いました。  福島県での高校生交流事業に参加した高校生の報告や東日本大震災での日本赤十字社の救援活動の講話、そして、参加者全員で交流を行い、続いて、MieMu内で各校がブースを設けて、日頃行っている活動を紹介しあい、集まった高校生たちも参加して楽しい時間を過ごしました。

出前授業

 三重県支部では、青少年赤十字への理解と学校・園への協力を目的に、加盟校・園を対象に「出前授業」を行っています。
 赤十字・青少年赤十字について学ぶ授業や、救急法や炊き出し実習、献血、点字、防災教育プログラムなどがあります。内容や日程等ついてのご相談はお気軽に三重県支部へお問い合わせください。

本社事業

 本社が主催する事業に参加しています。
 ○青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター指導者養成講習会(対象:指導者)… 令和2年度は休止。
 ○青少年赤十字全国指導者協議会(対象:都道府県指導者協議会長)
 ○全国青少年赤十字賛助奉仕団協議会(対象:都道府県賛助奉仕団委員長)
 ○青少年赤十字指導者中央講習会〔隔年〕(対象:指導者)
 ○国際交流事業〔隔年〕 … 三重県支部が海外メンバーを受入れて実施
 ○国際交流集会〔隔年〕(対象:高校生メンバー・指導者)
 ○青少年赤十字研究会(対象:教育委員会指導主事)
 ○青少年赤十字スタディー・センター(対象:高校生メンバー)

2.各学校や園で、こんな活動が行われています。       
健康・安全
= 生命と健康を大切にする。

《活動例》
 ○校内の安全点検を行う。
 ○交通安全を呼びかける。
 ○通学路の安全点検を行う。
 ○通学路のごみ拾いを行う。
 ○適切な食事と睡眠を奨励して健康増進のキャンペーンを行う。
 ○手洗い・うがいの推進など健康増進のキャンペーンを行う。
 ○縄跳びやランニングなど計画的に運動を行って体力づくりを進める。
 ○防災・減災について学習する。
   ※「青少年赤十字防災教育プログラム」をご活用ください。
 ○AED・心肺蘇生・救急法について学習する。

奉 仕
= 社会のため、人のためにつくす責任を自覚し、実行する。

《活動例》
 ○海岸や公園など公共の場の清掃活動を行う。
 ○花を育て、校内の環境美化を進める。
 ○花を育て、地域の施設へ届ける。
 ○高齢者等の施設を訪問して奉仕作業や交流を行う。
 ○高齢者等を学校に招いて交流する。
 ○地域について学習を行い、住民と交流する。
 ○挨拶運動を行う。
 ○手話や点字の学習を行い、活用する。
 ○「使用済み切手」「書き損じはがき」「外国コイン・紙幣」「未使用
  切手・はがき」を収集する。
   ※日本赤十字社三重県支部へお届けください。
 ○募金活動を行う。
   ※日本赤十字社は、
 ◎「一円玉募金」は、2017年4月から、ネパールとバヌアツに対する支援を行っています。
 ◎「国内義援金」「海外救援金」は、日本赤十字社のホームページをご覧ください。
 ◎12月には、「NHK海外たすけあい」募金を行っています。

国際理解・親善
= 広く世界の青少年を知り、仲良く助け合う精神を養う。

《活動例》
 ○外国の方を学校に招いて交流する。
 ○外国の学校とアルバムの交換を行う。

3.三重県の加盟登録校・園                                  
 令和元年度の三重県内の青少年赤十字に加盟する学校・園は、次のとおりです。
校 種 加盟校数
保 育 園 13園 
幼 稚 園 56園 
小 学 校 229校 
中 学 校 86校 
義務教育学校 1校 
高 等 学 校 9校 
特別支援学校 1校 
合 計 395校・園
4.加盟していただくと!                                
①人道的活動に貢献できます。
②日本赤十字社三重県支部が活動をサポートします。
 ・資材及び教材を無償で提供します。
 ・防災や救急法などの『出前授業』を行います。
 ・日赤三重県支部から、活動に対する助成を行います。
5.加盟登録の手続き
 加盟登録は、毎年、年度初めに行っていただいています。全校・園または学年もしくは学級単位、グループ(児童会・生徒会・クラブ・委員会)単位で登録していただくことができます。
 加盟登録の手続きは、「青少年赤十字登録申込票」「青少年赤十字活動計画書」「活動助成金交付申請書」を提出していただきます。「青少年赤十字登録申込票」「青少年赤十字活動計画書」は、このホームページからダウンロードしてお使いください。「活動助成金交付申請書」は三重県支部へ申し出てください。様式を送付させていただきます。
 必要事項をご記入の上、日本赤十字社三重県支部へ提出してください。申請の締切日は加盟する年度の5月20日までです。
本年度の加盟登録期間が終了し、登録の確認をした後、活動助成金や出前授業についてご案内しますのでお待ちください。
 加盟登録についてご質問などがありましたら、お気軽に三重県支部へお問い合わせください。

【ダウンロード様式】
①青少年赤十字加盟登録申込票(word
②活動計画書〔幼稚園・保育園用〕(word
③活動計画書〔小学校・中学校用〕(word
④活動計画書〔高等学校・特別支援学校用〕(word
⑤活動紹介書【来年1月末日提出締切】
 (1)幼稚園・保育園用(word
 (2)小学校・中学校用(word
 (3)高等学校・特別支援学校用(word
6.防災教育プログラム「まもるいのち ひろめるぼうさい」
 日本赤十字社は、自然災害で失われる命を一人でも減らし、人間の命と健康、尊厳を守るために、平成27年度に、青少年赤十字への加盟・未加盟を問わず、三重県内の全小学校・中学校・高等学校へこの防災教育プログラムを配布しました。
 是非、ご活用ください。この防災教育プログラムの活用についてご質問などがありましたら、お気軽に三重県支部へお問い合わせください。
JRC防災教育プログラムの特長

〇地震、津波、風水害(台風・豪雨・雷・竜巻)、雪、火山など、様々な災害について学ぶことができます。
〇小学生用(1~3年)、小学生用(4~6年)、中学生用・高校生用の3つに分けて作成しています。
〇指導案があります。ワークシートもあります。
 ワークシートはワードと一太郎の両方で収録されています。
 アレンジがしやすく、自由に写真や資料を入れ替えることもできます。
〇実際に起こった災害の映像を収録しています。
 そして、一つ一つの映像は短く作成していますので使いやすくなっています。
〇防災教育以外でも使えるグループワークプログラムを多数収録しています。
 『コミュニケーション力』や『想像力』を養うことができます。
 「学級づくり」にも活用することができます。
〇理科、社会、保健体育、技術・家庭、道徳の授業など幅広く使えます。
〇児童・生徒だけでなく、保護者を対象として使うこともできます。
〇被災者、救護員、教員が作成し、文部科学省の協力を得ています。
青少年赤十字の特長は

7.幼稚園・保育所向け防災教材「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」             
 日本赤十字社が幼稚園・保育園向けの防災教材を作成し、平成30年8月に、県内の加盟園に配布しました。多くの皆様にご活用いただきたいと思います。
 この教材は、単に教わるのではなく、先生や他の園児の皆さんとともに、自ら「きけん」を「はっけん」し、どのような行動をとるべきかを考えることができます。また、災害時にどのような行動をとるかを学ぶだけではなく、間違った行動をするとどうなるか、「なぜ」そのような行動をとるのかというところまで学ぶことができます。
 一人ひとりの表情が豊かに表現された絵を使い、園児の皆さんにも親しみやすい教材となっています。詳しい解説書もありますので、先生方にもご活用いただきやすくなっています。
 また、園の教室の中、園庭、普段のまちや、様々な災害など、様々なシーンを用意していますので、必要に応じて活用していたたくことができます。避難訓練の事前や事後の指導などにご活用いただいてる園が多数あります。
 この防災教材についてご質問などがありましたら、お気軽に三重県支部へお問い合わせください。
8.問い合わせ先             
〒514-0004 三重県津市栄町1丁目891番地
日本赤十字社三重県支部 組織振興課 青少年赤十字担当 宛
TEL:059-227-4145
FAX:059-227-6245
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